劇場・公共ホールの顔として舞台上を飾る緞帳。
緞帳と言っても様々な種類がございますが、中でも最もイメージしやすいのが綴織緞帳ではないでしょうか?
全国各地、一度吊った後は10年以上そのままの状態である事がほとんどです。
緞帳を吊っているチチ紐と呼ばれる縛り紐は天然繊維素材であり、室内の湿気などの影響で劣化が進行し、切れやすくなっている場合が多々ございます。
吊り固定部は、高く目の届かない場所にあるので、状態をチェックする事は、ほぼありません。
近年では固定部の劣化による緞帳の落下による事故が相次いで増加しております。
昨今、各地にて起こっている地震の増発により、落下防止対策として万が一の対応は不可欠です。
当社では古くから各緞帳メーカーとの提携による蓄積した技術を生かして、資格保持者による緞帳のクリーニング・再防炎加工処理・裏地交換やチチ紐交換、裾パイプ袋交換などの修繕を行っております。
緞帳の吊り降ろし作業から吊り込み作業まで一貫して行います。
万が一の対処の為、一度ご確認をいただく事をお勧めいたします。